THKが大幅反落、19年12月期の業績予想下ブレに大幅減配も

株式

2019/11/14 16:18

 THK<6481.T>が大幅反落し、210円安の2980円まで売られた。13日引け後に19年12月期連結業績予想の下方修正と未定としていた配当予想の大幅減配を発表し、嫌気されている。

 19年12月期業績予想は、売上高が3100億円から2760億円(前期比21.9%減)、営業利益が280億円から168億円(同66.3%減)に引き下げられた。米中貿易摩擦の影響により、中国を中心とした投資の手控えが世界的に広がるなか、産業機器事業の足元の受注状況は低位に推移し、今後の外部環境も不透明な状況が続くとみられ、今期業績は前回予想を下回る見込みとなった。配当は中間期が24円(前年同期は47円)、期末が8円(同38円)とし、年間では32円(前期は85円)と大幅な減配を予定している。

 同時に発表された第3四半期(19年1-9月)決算は、売上高が2149億9000万円(前年同期比18.9%減)、営業利益が166億1400万円(同56.6%減)だった。

 14日の終値は前日比180円安の3010円。

提供:モーニングスター社

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