今晩のNY株の読み筋=米中協議の懸念後退なら経済指標に関心高まるか

株式

2019/11/15 17:26

 15日の米国株式市場では、注目度の高い経済指標の発表が多い。11月ニューヨーク連銀製造業景気指数、米10月小売売上高、10月鉱工業生産指数など。東京時間にクドローNEC(米国家経済会議)委員長が米中協議の合意が近いとの認識を示したと報じられ、投資家マインドが改善。懸念後退により経済指標にも反応しやすい。

 市場予想の平均値はNY連銀製造業景気指数がプラス6.0、小売売上高が前月比0.2%増、鉱工業生産が同0.4%減となっている。NY連銀指数と小売売上高は前月から改善する見通し。目先の利下げ打ち止めが示唆されているだけに、強い経済指標には素直な反応が期待される。

<主な米経済指標・イベント>

経済指標=11月ニューヨーク連銀製造業景気指数、10月小売売上高、10月鉱工業生産指数

要人発言=パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長が下院で証言、ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁が講演

(日付は現地時間)

◎投資関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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