板硝子がさえず、汎用ガラス事業の20年3月期営業利益2割減見通しと報じられる

株式

2019/11/21 16:07

 日本板硝子<5202.T>がさえず、10円安の622円まで売られた。一時強含む場面もあったが、その後は軟化している。建築向けと自動車向けを合わせた汎用ガラス事業の2020年3月期の営業利益が前期比2割減の320億円程度になる見通しだ、と21日付の日本経済新聞が報じ、株価の重しとして意識された。

 同紙によると、建築向けでは中国系など低価格の競合におされて販売数量が振るわず、自動車向けは欧州自動車メーカーの中国向け販売台数の落ち込みが響くという。売上高についても合計で1割程度減る見通しとしている。

 20日の終値は、前日比3円安の629円。

提供:モーニングスター社

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