27日の債券市場見通し=堅調な展開か

債券

2019/11/27 8:22

予想レンジ:債券先物中心限月(19年12月限)153.30円-153.60円、長期国債利回りマイナス0.120%-マイナス0.100%

 27日の債券市場は堅調な展開か。

 前日の米国債市場は、NYダウが2日連続で最高値を更新したにもかかわらず、買いが入り続伸となった。米経済指標の弱さに加え、月末特有の買いが相場を支えた。議会選挙を控える英国債の上昇に連れ高した面もあった。

 国内市場では、買い先行でスタートしそうだ。長期債などを対象に、11月最後の日銀・長期国債買い入れオペが通知される。買い入れ額は据え置かれる可能性が高い。オペが一定の相場サポート材料になる見込み。

 市場では、「前日の40年国債入札を通過したことで、来年度の40年国債増発が決まる可能性は高くなったと見ておくのが自然だろう。ただ、これが当面の超長期債のアンダーパフォームにつながる懸念は小さく、超長期債も底堅さを維持しそうだ」(銀行系証券)との見方。

提供:モーニングスター社

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