三井物産が続落、モザンビークでのインフラ事業での減損損失計上を嫌気

株式

2019/11/27 12:11

 三井物産<8031.T>が続落し、一時15円安の1947円を付けた。27日の取引開始前、モザンビークで進めるモアティーズ炭鉱およびナカラ回廊鉄道・港湾インフラ事業に関し、減損損失を計上する見込みになったと発表、嫌気された。

 同社では、同炭鉱事業の採掘埋蔵量および長期生産計画の見直しを進めているなかで、減損損失が発生する見込みとなったことが判明。減損損失の金額については精査中としており、確定次第、速やかに公表するという。今回の減損損失の計上は、10月30日に公表した20年3月期の連結業績予想には含まれておらず、業績への警戒感が高まる格好となった。

 前場終値は、前日比13円安の1949円。

提供:モーニングスター社

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