12月2日の債券市場見通し=軟調地合い

債券

2019/12/2 8:23

 予想レンジ:債券先物中心限月(19年12月限)152.95円-153.15円、長期国債利回りマイナス0.080%-マイナス0.060%

 12月2日の債券市場は軟調地合い。

 前週末の米債券市場は続落となった。「米中貿易協議の不透明感などで、長期金利の低下(価格は上昇)基調がこのところ続いてきただけに、持ち高調整の売りが優勢だった」(国内証券)という。ただ、米中貿易協議への影響を見極めたい雰囲気が強まったうえ、NY株が5日ぶりに下落したこともあり、下げ渋った。

 国内市場では、海外経済指標の持ち直しの動きを受けて、売り先行の展開となりそうだ。日銀の長期国債買い入れオペでは、「減額されることはない」(同)との見方。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ