5日の東京外国為替市場見通し=米中貿易協議期待でドル買い・円売り優勢か

為替

2019/12/5 8:46

ドル・円予想レンジ:1ドル=108円30銭-109円30銭

 5日の東京外国為替市場でドル・円は、1ドル=109円台をトライする流れになるとみられる。

 きのうの米国時間では、一部米メディアが米中貿易協議の第1段階合意は近いと報じたことなどを受け、米株高・米金利上昇にツレてドル・円は一時108円96銭まで上値を伸ばした。

 きょう東京時間で、日経平均株価が買い先行で始めれば、ドル・円をサポートしそう。5・10日(ごとおび)の実需筋によるドル買い・円売りも入りそうだ。ただ、きのうの11月ISM(米サプライマネジメント協会)非製造業景況指数など米経済指標がさえない結果となったこともあり、リスクオンムード一色というには弱く、109円を上抜ける一段のドル高・円安は難しいとみられる。

<主な経済指標・イベント>

国内:30年国債入札、原田泰日銀審議委員が講演

米国:10月貿易収支、10月製造業受注

その他:インド準備銀行金融政策決定会合、OPEC総会・OPECプラス(OPECと非OPEC主要産油国で構成)閣僚会合(6日まで)ウィーン、タイ市場休場

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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