日経平均は2円安と4日ぶり小反落、欧米株安で売り先行、一巡後に上げ転換の場面も=10日前場
10日前場の日経平均株価は前日比2円03銭安の2万3428円67銭と4営業日ぶりに小反落。朝方は、現地9日の欧米株安を受け、売りが先行した。前場の早い段階で2万3336円93銭(前日比93円77銭安)まで値を下げた。一巡後は、押し目買いもあって下げ渋り、その後上値が重くなったが、前引けにかけては持ち直し、上げに転じる場面もあった。
東証1部の出来高は4億9260万株、売買代金は8567億円。騰落銘柄数は値上がり1066銘柄、値下がり939銘柄、変わらず150銘柄。
業種別では、関西電力<9503.T>、東電力HD<9501.T>などの電気ガス株が軟調。JXTG<5020.T>、出光興産<5019.T>などの石油石炭製品株や、王子HD<3861.T>、レンゴー<3941.T>などのパルプ紙株も安い。トヨタ<7203.T>、日産自<7201.T>などの輸送用機器株や、郵船<9101.T>、川崎汽<9107.T>などの海運株も売られた。
半面、任天堂<7974.T>などのその他製品株が堅調。日水<1332.T>などの水産農林株や、東レ<3402.T>、グンゼ<3002.T>などの繊維製品株も高い。第一三共<4568.T>、中外薬<4519.T>などの医薬品株や、KDDI<9433.T>、コナミHD<9766.T>などの情報通信株も買われた。
個別では、ライクキッズ<6065.T>、コーセーRE<3246.T>、アトラエ<6194.T>、トクヤマ<4043.T>、アイスタイル<3660.T>などの下げが目立った。半面、エクセル<7591.T>(監理)がストップ高カイ気配となり、学情<2301.T>、gumi<3903.T>、いであ<9768.T>、システムサポ<4396.T>などの上げが目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、21業種が下落した。
提供:モーニングスター社
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