リクルートHが年初来高値、クレディスイス証は「アウトパフォーム」継続、目標株価は4600円に引き上げ

株式

2019/12/12 16:26

 リクルートホールディングス<6098.T>が5日続伸、97円高の4109円まで買われ、11月27日に付けた年初来高値4057円を更新した。クレディスイス証券では12日付で、投資判断「アウトパフォーム」(強気)を継続、目標株価は4100円から4600円に引き上げている。

 20年3月期第2四半期(19年7-9月)決算は、改めて収益基盤の強さが評価できる決算だったと考えるとコメント。海外人材派遣事業の低調が続くものの、HRテクノロジーおよびメディア&ソリューションが好調であり、次のけん引役としてAir Business Toolsへの投資も進め、長期的な収益拡大が期待できようとしている。同証券では業績予想を上方修正、予想期間の24年3月期までの延長に伴い、目標株価を4600円に引き上げるとしている。利益成長の確度が相対的に高いことから、「アウトパフォーム」を継続するとしている。

 同証券では連結営業利益について、20年3月期2587億9600万円(前期比16%増、従来2546億5700万円、会社側計画は非開示)、21年3月期3013億3900万円(従来2924億200万円)、22年3月期3482億7200万円(同3399億4800万円)と試算している。

 12日の終値は、前日比13円高の4025円。

提供:モーニングスター社

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