アドバンテストが年初来高値、野村証は「Buy」継続、目標株価は7453円に引き上げ

株式

2019/12/19 16:35

 アドバンテスト<6857.T>が前日比変わらずをはさみ7日続伸、150円高の5980円まで買われ、連日の年初来高値更新。野村証券では18日付で、投資判断「Buy」(買い)を継続、目標株価は6695円から7453円まで引き上げている。

 12月18日に、メモリテスタをテーマとした技術説明会が開催されている。説明会では同社のメモリテスタの高い製品競争力と成長性が確認でき、好印象だったとコメントしている。同証券では、説明会を受けて、メモリテスタの売上見通しを上方修正、あわせて目標株価を7453円に引き上げるとしている。

 「DRAMでは、スマホ向けにLPDDR5の出荷が、期初の同証券の期待よりも早く本格化しようとしており、メモリテスタの引きいも強くなってきた」とし、サーバーおよびPC向けのDDR5、データセンタおよびADAS向けのGDDR6/7の登場もDRAM用テスタの買い替え需要を後押しすると予想している。

 同証券では業績予想を修正、連結営業利益について、20年3月期517億円(前期比20%減、従来517億円、会社側計画は450億円)、21年3月期787億円(従来759億円)、22年3月期1221億円(同1174億円)と試算している。

 19日の終値は前日比150円高の5980円。

提供:モーニングスター社

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