住友商、鉱山機械の予知保全システムの開発を手掛けるオーストラリアのRelialytics社に出資

株式

2019/12/25 15:58

 住友商事<8053.T>は25日、AI(人工知能)を使った鉱山機械の予知保全システムの開発を手掛けるオーストラリアのRelialytics社に出資したと発表した。

 Relialytics社は、鉱山機械の潤滑油から取得したデータをAIで解析し、機械の不調や故障の予兆を検知することで、最適なメンテナンス方法を提案するサービスを手掛けている。同社によると同サービスは、全ての鉱山機械に対応可能なことに加え、故障の予兆検知だけでなく具体的な対応を現場に提案できる点が特長という。Relialytics社は、現在、同サービスのソフトウェア開発に取り組んでおり、現場の従業員が運用できるシステムとして販売を目指す。将来的には、潤滑油に限らず、鉱山機械の健康状態を表す温度・振動などのデータも解析し、現場への提案に反映させることでシステムの更なる高度化を図るとしている。

 25日終値は、前日比1円高の1630円。

提供:モーニングスター社

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