FUJIMIが続落、東海東京調査センターは「ニュートラル」継続、目標株価は3100円に引き上げ

株式

2020/1/6 16:45

 フジミインコーポレーテッド<5384.T>が続落。東海東京調査センターでは、12月30日付で、投資判断「ニュートラル」(中立)を継続、目標株価は2300円から3100円に引き上げている。

 目標株価3100円は、21年3月期基準に改定、21年3月期同センター予想連結1株利益178円に過去3年平均に相当するPER17.4倍を乗じて算出されている。21年3月期は営業増益を見込むことから、PER水準が引き上げられている。

 同証券では業績予想を修正、20年3月期連結営業利益予想について、52億円(前期比2.1%減、従来46億円、会社側計画は47億円)と試算。シリコンウエハー、CMP向けの販売が同証券想定ほど悪化しなかったこと、ミックス改善を考慮する一方、同証券予想に対する第2四半期累計(194-9月)の上ブレ幅よりも通期の営業利益予想の引き上げを小幅に留めている。背景として、(1)在庫調整を想定していること(2)9月中間期にあった最先端ロジックデバイス向け需要の一巡や、それに伴うCMPミックス悪化――などを挙げている。

 6日の終値は、前営業日比57円安の1210円。

提供:モーニングスター社

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