(再送)9日の東京株式市場見通し=反発後、しっかりした動きとなりそう

国内市況

株式

2020/1/9 7:47

 予想レンジ:2万3300円-2万3600円(8日終値2万3204円76銭)

 9日の東京株式は反発後、しっかりした動きとなりそう。きのう8日の日経平均株価は一時600円を超える下げをみせる場面もみられたが、押し目を拾う動きなどで下げ幅を縮小して取引を終えた。現地8日のトランプ米大統領の演説で、イランとの報復合戦への警戒感が後退したことから、短期的に急落した銘柄へ見直し買いが上昇を支えるとみられる。為替相場は、ドル・円が1ドル=109円台の前半(8日終値は108円41-42銭)、ユーロ・円が1ユーロ=121円台の前半(同120円89-93銭)と円安方向に振れている。極端な円高への動きが後退したことから、輸出関連銘柄を中心に買い戻す動きがみられそうだ。

 8日のADR(米国預託証券)は円換算値で、コマツ<6301.T>、TDK<6762.T>、アドバンテス<6857.T>などが、8日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、8日の大阪取引所終値比370円高の2万3520円だった。(高橋克己)

9日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:50 週間の対外対内証券売買契約

・11:00 12月車名別新車販売・通称名別軽自動車販売

・13:30 日銀の生活意識に関するアンケート調査

・14:00 12月景気動向調査

【海外】(時間は日本時間)

・ 9:30 豪11月貿易収支

・10:30 中国12月消費者物価・卸売物価

・22:30 米週間の新規失業保険申請件数

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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