日経平均は176円程度高、買い先行後も堅調な展開=14日寄り付き

 14日午前9時21分すぎの日経平均株価は、前週末比176円程度高い2万4026円前後で推移する。午前9時13分には、同2万4042円01銭を付けるなど、取引時間中としては12月18日以来となる2万4000円台に乗せている。前週末の強い地合いに加え、現地13日の米国株式が反発し、ナスダック総合指数が2日ぶりに史上最高値を更新したこともあり、買いが先行した。シカゴ日経平均先物の清算値は、前週末10日の大阪取引所終値比140円高の2万3940円だった。

 業種別では、日本製鉄<5401.T>、JFE<5411.T>などの鉄鋼株や、三井金属<5706.T>、住友鉱<5713.T>などの非鉄金属株が上昇。SUMCO<3436.T>、LIXILG<5938.T>などの金属製品株や、三井不<8801.T>、三菱地所<8802.T>などの不動産株も高い。ソニー<6758.T>、キーエンス<6861.T>などの電機株や、コマツ<6301.T>、日立建機<6305.T>などの機械株も堅調。NTTドコモ<9437.T>、ソフバンG<9984.T>などの情報通信株や、帝人<3401.T>、東レ<3402.T>などの繊維株も上げている。

 個別では、トランザク<7818.T>、竹内製作<6432.T>、ランド<8918.T>、大有機化<4187.T>、イワキ<8095.T>などが上昇。半面、イオンファン<4343.T>、アークス<9948.T>、ヤマシタHH<9265.T>、キリン堂HD<3194.T>、トレファク<3093.T>などが下落している。

 東京外国為替市場は午前9時21分時点で、1ドル=110円前後(前週末10日終値は1ドル=109円56-58銭)、1ユーロ=122円台の半ば(同121円68-72銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

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