ログリーが急騰、グーグルの閲覧履歴提供停止で思惑、サイバーなどは売り先行

株式

2020/1/16 9:15

 ログリー<6579.T>がカイ気配でスタートし、その後前日比19.4%高の2770円まで買われた。米グーグルが検索ソフト(ブラウザ)「クローム」における個人データの管理を強化すると発表し、思惑が向かっている。

 グーグルはクロームに関し、「クッキー」と呼ばれるユーザーのネット閲覧履歴の外部への提供を22年までに段階的に停止する。ターゲット型やアフィリエイト(成果報酬型)広告を手掛ける企業には逆風になるとの見方から、バリューコマース<2491.T>やサイバーエージェント<4751.T>には売りが先行している。

 一方、ログリーはクッキーを使用せずにユーザーの属性を推定する技術で特許を有する。今後優位性が高まるとみた投資家が買いを入れているもようだ。

提供:モーニングスター社

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