川崎地質が急落、営業利益が計画未達

株式

2020/1/16 14:38

 川崎地質<4673.T>が急落。15日引け後の決算発表で、19年11月期の単体営業利益が計画未達となったことが嫌気された様子。株価は前日比295円安の2005円まで値を下げている。

 19年11月期は、売上高75億9700万円(前期比2.0%増)、営業利益1億2500万円(同22.5%減)。震災および豪雨災害等の復興と国土強靭化推進業務をはじめとする自然災害・防災関連等の業務、道路・下水道維持管理をはじめとするインフラメンテナンス業務、再生可能エネルギー、海洋資源開発等、関連業務に取り組む中、受注高は76億8800万円(同4.9%増)に増加し、売上高は従来予想を9700万円超過。しかし、工程管理の徹底、作業効率向上等を図ったものの、営業利益は3700万円の未達となった。

 続く20年11月期は、売上高77億円(前期比1.4%増)、営業利益1億6000万円(同27.8%増)を見込んだが、株価には響かなかった。

 午後2時37分現在の株価は266円安の2034円。

提供:モーニングスター社

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