あいHDが3日ぶり反発、関連会社の位置情報デバイスが新春開催の実業団駅伝レースで採用

株式

2020/1/16 16:43

 あい ホールディングス<3076.T>が3日ぶりに反発し、15円高の1980円を付けた。前場終値は13円高の1978円。15日に関連会社であるSocial Area Networks(以下、SAN社)の位置情報デバイスが、新春に開催された実業団駅伝レースで採用されたことを明らかにし、材料視された。

 製品概要は、SAN社が開発したカード型位置情報デバイス「Jcard」のモジュールを使用した、重さ約18グラムの小型・軽量のGPSデバイス。駅伝やマラソン等のロードレースにおいては、これまで電波環境や、選手が装着するGPSデバイスの大きさや重さが課題となり、正確な位置情報を把握することが困難だったが、この度選手の負担にならないよう小型化・軽量化・品質向上に成功し、ロードレースのライブ中継に採用された。レースにおいては、各選手のゼッケンの背面にデバイスを装着し、全選手リアルタイムの位置情報を中継テレビ局に送信することでランナーの順位表示の視える化を実現した。

 16日の終値は、前日比9円高の1974円。

提供:モーニングスター社

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