ヒトコムHDが堅調、モーニングスターが「オーバーウエート」でカバー開始

株式

2020/1/17 9:17

 ヒト・コミュニケーションズ・ホールディングス<4433.T>が堅調。モーニングスターが17日付レポートで、同社の事業体質が変化、新たな業界内では競合他社に比べて評価不足と指摘。現在の株価は割安感が強く、想定株価レンジを2000円-2500円、投資判断「オーバーウエート」(強気)でカバーを開始した。

 レポートでは、同社が目指すのは営業支援企業グループで、これまでの人材サービス業から「マーケティング未来創造企業」への進化を掲げていると解説。株式市場では、人材サービス会社としての評価しか織り込んでいないとみられ、同社の営業支援企業としての戦略が進むにつれ、新たな業界内での評価は見直されるとしている。また、IT・テクノロジー系の有望なスタートアップとの事業シナジー創出にも取り組んでおり、同社は5G(第5世代移動通信システム)やIoT(モノのインターネット)など最先端技術を用いるリーディングカンパニーになりそうだと指摘している。

 午前9時8分時点の株価は、前日比5円高の1589円。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ