日経平均は58円高、米国の連日最高値更新で買い先行=20日前場

 20日前場午前9時20分時点の日経平均株価は前週末比58円92銭高の2万4100円18銭。朝方は、買いが先行した。米中景気の改善期待などを背景に前週末17日の米主要3株価指数が連日で最高値を更新した流れを受け、一時2万4101円23銭(前週末比59円97銭高)まで上昇した。その後はもみ合い商状となっている。

 業種別では、日本製鉄<5401.T>、JFE<5411.T>などの鉄鋼株が堅調。JAL<9201.T>、ANA<9202.T>などの空運株や、ダイキン<6367.T>、クボタ<6326.T>などの機械株も高い。SOMPOHD<8630.T>、MS&AD<8725.T>などの保険株や、東北電力<9506.T>、九州電力<9508.T>などの電気ガス株も買われている。

 半面、アステラス薬<4503.T>、塩野義薬<4507.T>などの医薬品株が軟調。

 個別では、東芝機<6104.T>、大真空<6962.T>、SI<3826.T>、サムコ<6387.T>などの上げが目立った。半面、enish<3667.T>、IDOM<7599.T>、トランザク<7818.T>、Wスコープ<6619.T>などの下げが目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、32業種が上昇している。

提供:モーニングスター社

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