トランザスが高値更新、シンガポール企業にセンサー連動型サイネージ2000台を納品

株式

2020/1/21 12:13

 トランザス<6696.T>が急反発。一時は前日比242円高の高値1642円を付け、昨年来高値を更新した。

 20日、東南アジアの商業施設サイネージを展開するシンガポール企業に対し、センサー連動型サイネージ2000台を納品したと発表し好感されている。

 通常のサイネージは、スケジュールに従って配信された動画広告をパネルで順次表示していくだけのものが一般的。しかし、今回、同社が納品したセンサー連動型サイネージは、例えば商業施設の壁に複数のサイネージを並べて取り付けた場合、全パネルに同じ広告を流したり、全パネルで一つの広告に見えるようパネルを連携させるなど、よりインパクト効果を与える利用が可能となる。このように、既存のサイネージから大幅に進化したシステムになっている点が特徴だ。

 また、端末に合わせてチャネル編成や動画配信を行うためのクラウド型CMS(コンテンツ管理システム)を提供し、同日から東南アジアでもサイネージの配信ビジネスも開始した。

 株価は前日比169円高の1569円で前引け。

提供:モーニングスター社

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