三菱電機、下水処理でアンモニア濃度を数時間先まで高精度に予測し曝気を抑制する曝気量制御技術を開発

株式

2020/1/22 15:59

 三菱電機<6503.T>は22日、同社AI技術「Maisart(マイサート)」を活用し、下水処理に必要な酸化処理を行う生物反応槽への流入水の水質(アンモニア濃度)を数時間先まで高精度に予測することにより、生物反応槽への過剰な曝気(ばっき、空気供給)を抑制する曝気量制御技術を開発したと発表した。

 区画ごとに制御することにより、処理水質を維持しながら従来比約10%の曝気量削減を実現し、全国の年間電力消費量の約0.7%に相当する約70億kWhの電力を消費する下水処理場の電力消費量の削減に貢献するとしている。

 22日の終値は、前日比20円高の1592円。

提供:モーニングスター社

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