日立、羽後交通と路線バス運賃のキャッシュレス決済システムの実証実験

株式

2020/1/22 16:31

 日立製作所<6501.T>は22日、羽後交通(秋田県横手市)と同県でスマートフォン向けWebアプリとQRコードを活用した、路線バス運賃のキャッシュレス決済システムの実証実験を1月24日から3月31日まで実施すると発表した。

 今回の実証実験では、羽後交通の「イオン・イーストモール線」および「横手・大曲線」を運行するバスの車内にQRコードを設置。乗客はスマートフォンでアプリを起動し、QRコードを読み取ることで乗車中に運賃の決済準備を行えるほか、複数人の運賃を一括して支払うことも可能という。また、決済時、運転手は乗客のスマートフォン画面に表示された運賃額を確認するのみで、乗客自身がアプリ上で支払い操作を行う。それにより、乗降車場所に応じて運賃が細かく変動する路線バスにおいて、スムーズかつ必要な設備の少ない低コストなキャッシュレス決済を実現するとしている。

 22日の終値は、前日比57円安の4535円。

提供:モーニングスター社

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