住友ゴム、茨城大と共同でタイヤ用ゴム内部の特定材料を選択的に観測する手法を確立

株式

2020/1/23 16:04

 住友ゴム工業<5110.T>は23日、茨城大学との共同研究により、タイヤ用ゴムに含まれるさまざまな材料を選択的に観測できる手法を確立したと発表した。

 茨城大学が新たに開発した量子線顕微鏡を用いて、すでに製品化されているタイヤ用ゴムそのものの評価が可能になる画期的な手法であり、この手法を用いて、ゴム内部の硫黄架橋の粗い部分・密な部分(粗密)を、世界で初めて鮮明に観測することに成功した。画像データを活用することで、燃費性能や耐摩耗性能などに優れたタイヤの内部構造を導き出せることから、材料開発の加速化が期待されるとしている。

 23日の終値は、前日比12円安の1257円。

提供:モーニングスター社

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