沖縄セルラーが昨年来高値、野村証は「Buy」継続、目標株価は4970円に引き上げ

株式

2020/1/30 16:38

 沖縄セルラー電話<9436.T>が反発、200円高の4450円まで買われ、今年1月10日につけた昨年来高値4360円を更新した。野村証券では29日付で、投資判断「Buy」(買い)を継続、目標株価は4400円から4970円に引き上げている。

 29日発表の19年10-12月連結決算では、営業利益が前年同期比17%増となる好内容だった。同証券では業績予想を上方修正、連結営業利益について、20年3月期137億700万円(前期比5.9%増、従来136億5700万円、会社側計画は135億円)、21年3月期140億5700万円(従来139億2700万円)、22年3月期142億2700万円(同140億4700万円)と試算している。

 21年3月期は携帯新規参入の影響を考慮し、au通信ARPUは前期比1.8%低下を見込むものの、auのデータ無制限データプランの投入やUQモバイルの価格競争力により携帯契約数は純増を確保すると予想している。加えて、FTTHとスマホのバンドルも引き続き拡大する見込みで、さらに、21年3月期は50億円の設備投資を行った沖縄―九州間の海底ケーブル事業の利益貢献が始まる見込みとコメントしている。

 30日の終値は、前日比140円高の4390円。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ