日経平均は１８３円程度高、買い先行後も堅調な展開＝３１日寄り付き
３１日午前９時２０分すぎの日経平均株価は、前日比１８３円程度安い２万３１６０円前後で推移する。午前９時２分には、同２２４円０１銭高の２万３２０１円７６銭を付けている。きのう３０日に急落した反動や、現地３０日の米国株式が３日続伸した動きなどから、買いが先行した。買い一巡後は、やや上げ幅を縮小したものの、為替相場の落ち着きもあり、堅調な動きとなっている。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、３０日の大阪取引所終値比２２５円高の２万３１９５円だった。
業種別では、大和証Ｇ<8601.T>、野村<8604.T>などの証券商品先物株や、日水<1332.T>、マルハニチロ<1333.T>などの水産農林株が上昇。アステラス薬<4503.T>、中外薬<4519.T>などの医薬品株や、日本製鉄<5401.T>、ＪＦＥ<5411.T>などの鉄鋼株も高い、ニコン<7731.T>、ＨＯＹＡ<7741.T>などの精密機器株や、三井不<8801.T>、三菱地所<8802.T>などの不動産株も堅調。日立<6501.T>、ソニー<6758.T>などの電機株や、コマツ<6301.T>、ダイキン<6367.T>などの機械株も上げている。
個別では、ＳＢテクノ<4726.T>、キッツ<6498.T>、ユニチカ<3103.T>、シキボウ<3109.T>、山洋電気<6516.T>などが上昇。半面、リオン<6823.T>、タケエイ<2151.T>、ゴールドクレ<8871.T>、日本トリム<6788.T>、スクリーン<7735.T>などが下落している。
東京外国為替市場は午前９時２０分時点で、１ドル＝１０８円台の後半（３０日終値は１ドル＝１０８円８６－８７銭）、１ユーロ＝１２０円台前半（同１１９円８７－９１銭）で取引されている。
提供：モーニングスター社
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