3日の債券市場見通し=新型コロナウイルス懸念で上昇の展開か、中国・上海株価指数の動向を注視

債券

2020/2/3 8:26

予想レンジ:債券先物中心限月(20年3月限)152.90円-153.20円安の0円、長期国債利回りマイナス0.230%-マイナス0.0210%

 3日の債券市場は、引き続き新型コロナウイルスへの懸念が材料視され上昇しそうだ。

 米国政府による中国への渡航警戒レベルの引き上げ、英国やロシアでの感染者初確認、それらを受けた米株価の大幅下落が債券買い材料だった」(銀行系証券)という。

 国内市場でも上昇の流れとなりそうだ。世界的なリスク回避の流れが、金利低下の圧力を抑える効果は限定的となる見通し。

 春節休暇明け後の中国・上海株式市場の動向、それを受けた日経平均株価の下落に拍車が掛かるようだと、債券は一段と上昇する可能性がある。

提供:モーニングスター社

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