化工機が急騰し昨年来高値を更新、通期の業績予想を上方修正

株式

2020/2/3 12:37

 三菱化工機<6331.T>が急騰。1月31日引け後の決算発表で、20年3月期の連結業績予想を上方修正したことが好感された様子。株価は前週末比265円高の2110円まで値を上げ、19年11月13日に付けた昨年来高値2065円を更新している。

 20年3月期について、予想売上高を従来の435億円から440億円(前期比15.2%増)に、営業利益を15億円から19億円(同73.2%増)にそれぞれ引き上げている。売上高は、エンジニアリング事業においてメンテナンス工事の受注が増加したことがその要因。利益面は原価率の改善、見積設計費を始めとする固定費の減少が押し上げに働く見通し。20年3月期第3四半期累計(19年4-12月)は、売上高307億200万円(前年同期比20.6%増)、営業利益13億9900万円(同2.6倍)だった。

 午後零時35分現在の株価は215円高の2060円。

提供:モーニングスター社

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