<米国株情報>JCペニー、NY証取から再び上場廃止基準に抵触―株価1ドル割れ継続で

株式

2020/2/5 10:23

 売上低迷で苦戦している百貨店チェーン大手ジェイ・シー・ペニー<JCP>は1月31日、同社の株価(終値ベース)が30営業日連続で1ドル割れとなったことを受け、ニューヨーク証券取引所から上場廃止基準に抵触するとの警告書を受け取ったことを明らかにした。同社は19年8月にも同様の警告書を受けており、これで2回目となる。

 ニューヨーク証取の規定では、終値で1ドル割れの株価水準が30日連続したあと、6カ月以内に1ドル台を回復できなければ上場廃止となる。

 JCペニーは、株主に株式併合で株価を1ドル以上に引き上げる案を示しており、10営業日以内にニューヨーク証取に改善に取り組む方針を通知するとしている。

 同社の株価は週明け2月3日、5.3%安の0.7056ドルと急落した。同社の株価は16年3月以降で9割下落し、時価総額は4日終値(1.3%高の0.7148ドル)時点で2億2700万ドルにまで低下している。同社のピーク時の時価総額は98年6月19日の195億ドルだった。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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