今晩のNY株の読み筋=重要経済指標が相次ぐ

株式

2020/2/5 17:35

 5日の米国株式市場は、1月ADP(オートマチック・データ・プロセッシング)雇用統計や、12月貿易収支、1月ISM(米サプライマネジメント協会)非製造業景気指数が注目となる。市場予想の平均値は、ADPが15万8000人増、貿易収支は482億ドルの赤字(前月は431億ドルの赤字)、ISM非製造業は55.1(前月は55.0)となっている。ADP雇用統計は週末の1月雇用統計の先行指標として注目され、貿易収支は結果次第で米国を中心とした通商問題への関心が再燃する可能性もある。また、先日のISM製造業景気指数が市場予想を大幅に上回り、リスクオンの動きを加速させたため、きょうのISM非製造業景気指数も同様に強い結果となれば相場を支えそうだ。

 企業決算はGM、メルクなど。前日引け後に決算を発表したウォルト・ディズニー、フォード・モーターなどにも注目だ。

<主な米経済指標・イベント>

1月ADP全米雇用報告、12月貿易収支、1月ISM非製造業指数、ブレイナードFRB(米連邦準備制度理事会)理事が講演

(日付は現地時間)

◎投資関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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