テックポイント、20年12月期決算は2ケタの増収増益へ

株式

2020/2/17 8:32

 テックポイント・インク<6697.T>が14日、2019年12月期決算(米国基準)を発表した。

 連結売上高は35億887万円(前期比3.0%増)、営業利益は2億6239万円(同32.0%増)、純利益は2億4037万円(同16.4%増)だった。

 同社は監視カメラをはじめ車載カメラなどを対象とした半導体開発のファブレス(工場を持たない)メーカー。19年12月期は車載カメラシステム市場向け半導体製品の売上が大きく伸びた。

 20年12月期業績予想については、売上高39億7461万円(前期比13.3%増)、営業利益2億9066万円(同10.8%増)、純利益2億7576万円(同14.7%増)と、2ケタの増収増益を見込んでいる。

 日本やアジアの車載機器メーカーによるリアカメラ、カーナビゲーションシステム、ドライブレコーダーなどの採用件数が増加し、引き続き車載カメラシステム市場向け製品が伸びるとみている。さらに、監視カメラシステム市場向け製品も前期比で増加する見通しだ。

 なお、中国経済の冷え込みが回復し、新規車載採用案件の量産移行が順調に進めば、予想を上ブレる可能性もありそうだ。

提供:モーニングスター社

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