東京都競馬が急反発、20年12月期の利益予想は市場予想の平均を上回る

株式

2020/2/17 16:01

 東京都競馬<9672.T>が急反発し、285円高の3415円を付けた。前週末14日引け後、20年12月期の連結業績予想を発表。利益予想が市場予想の平均を上回り、好感された。

 20年12月期業績は、売上高265億5000万円(前期比6.9%増)、営業利益85億円(同6.5%増)を予想。公営競技事業では、大井競馬場の「アミューズメントパーク大井(TCK)」というコンセプトの実現に向け、「TOKYO MEGA ILLUMINATION」の更なる認知度向上と来場者数の増加を目指す。遊園地事業の東京サマーランドでは、プールエリアで夏季期間の売上増加につながるイベントやナイトプールに注力するほか、夏季期間以外においても、それぞれの季節に合わせたシーズンイベントを開催し、集客の強化を図る。営業利益の市場予想の平均は82億円程度だった。

 19年12月期決算は、売上高が248億3600万円(前期比9.1%増)、営業利益が79億8100万円(同20.3%増)だった。

 17日の終値は、前週末比260円高の3390円。

提供:モーニングスター社

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