三洋化が一時急伸、次世代型リチウムイオン電池「全樹脂電池」の量産を21年春に開始との報道

株式

2020/2/19 12:08

 三洋化成工業<4471.T>が急伸し、一時125円高の4940円を付ける場面があった。19日付の日本経済新聞は、同社が次世代型リチウムイオン電池「全樹脂電池」の量産を21年の春にも始めると報じ、材料視された。

 同紙によると、19年に子会社化した電池技術開発を手掛けるAPBが、福井県に新工場を建設し、21年春に操業を開始する。25年には1ギガワット時の蓄電池の生産能力を確保する計画としている。「全樹脂電池」は、リチウムイオン電池に比べ発火しにくく、生産コストを下げ安いとされている。

 前場終値は、前日比70円高の4885円。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ