SKIYAKIが朝安後に切り返す場面も、20年1月期予想は利益下ブレもアク抜け感

株式

2020/3/12 15:51

 SKIYAKI<3995.T>が朝方に一時16円安の329円を付けた後、14円高の359円まで切り返す場面があった。11日引け後に20年1月期の連結利益予想を下方修正し、嫌気売りが先行したが、一巡後はアク抜け感もあって、いったんプラス圏に浮上した。

 20年1月期業績予想は、売上高が前回予想の47億円-52億円から48億9900万円(前期比20.0%増)に修正し、営業利益は同2億3000万円-3億5000万円から9900万円(同56.8%減)に引き下げられた。ファンクラブ(FC)サービスにおける有料会員数が堅調に増加し、売上高はおおむね前回予想時の想定内となる見込み。一方で、販管費のうち、既存案件にかかるFCおよびEC(電子商取引)サービスの決済システムの切り替えが進まず、決済手数料が増加する見通しとなった。自社サービスプラットホームにかかるシステム開発を中心とした業務委託費の増加や、貸倒引当金繰入額を計上する見込みとなり、利益を圧迫する。

 12日の終値は、前日比10円高の355円。

提供:モーニングスター社

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