コーセル、東海東京調査センターは「アウトパフォーム」継続、目標株価は1300円に引き下げ

株式

2020/3/24 15:54

 コーセル<6905.T>が小幅安。東海東京調査センターでは23日付で、投資判断「アウトパフォーム」(強気)を継続、目標株価は1500円から1300円に引き下げている。

 20年5月期第3四半期(19年12月-20年2月)受注高は前年比33%増の69億円と急好転し、第4四半期(20年3-5月)も好環境が継続すると判断、新型肺炎の影響により、半導体製造装置メーカーが先行発注していると見られるとコメントしている。半導体大手メーカーの設備投資積極化により、前回の投資ブームになった際に供給不足に陥った半導体製造装置向け電源の発注が増加している模様だが、受注急増で生産が追い付かず、部材調達の如何では納期遅延の可能性も出ているようだともしている。

 また、受注急増に反して、新型肺炎により部材調達が予想外に滞るリスクがあることから、業績計画は慎重な数値になっている模様であり、同証券では、半導体ファウンドリおよびメモリメーカーの投資意欲が好転し、半導体製造装置関連の需給が改善する前提で、連結営業利益について、20年5月期17億円(前期比49.3%減、会社側計画は14億7000万円)、21年5月期23億円、22年5月期31億円と試算している。

 24日終値は、前日比13円安の886円。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ