日経平均は６５０円程度高、買い先行後も堅調、時間外取引での米株価指数先物の上昇が支え＝２７日寄り付き
２７日午前９時２２分すぎの日経平均株価は、前日比６５０円程度高い１万９３２０円前後で推移する。午前９時６分には、同７０１円６９銭高の１万９３６６円２９銭を付けている。きのう２６日に急落した反動や、現地２６日の欧米株式が上昇したことなどから、買いが先行。その後も、時間外取引で米株価指数先物が上昇していることも支えとなり、堅調な動きとなっているようだ。２６日のシカゴ日経平均先物の円建て清算値は、２６日の大阪取引所終値比７４５円高の１万９１０５円だった。
業種別では、三井不<8801.T>、三菱地所<8802.T>などの不動産株や、武田薬<4502.T>、アステラス薬<4503.T>などの医薬品株上昇。ニコン<7731.T>、ＨＯＹＡ<7741.T>などの精密機器株や、大林組<1802.T>、大和ハウス<1925.T>などの建設株も高い。ＳＵＭＣＯ<3436.T>、ＬＩＸＩＬＧ<5938.T>などの金属製品株や、中部電力<9502.T>、東ガス<9531.T>などの電気ガス株も堅調。日本製鉄<5401.T>、ＪＦＥ<5411.T>などの鉄鋼株や、クレセゾン<8253.T>、オリックス<8591.T>などのその他金融株も上げている。
個別では、ダイトウボウ<3202.T>、ａｎｆａｃ<7035.T>、ラクーンＨＤ<3031.T>、中国塗<4617.T>、航空電子<6807.T>などが上昇。半面、オルトプラス<3672.T>、一蔵<6186.T>、未来工業<7931.T>、日華化学<4463.T>、朝日工<1975.T>などが下落している。
東京外国為替市場は午前９時２２分時点で、１ドル＝１０９円台の前半（２６日終値は１ドル＝１１０円４７－４９銭）、１ユーロ＝１２０円台の半ば（同１２０円６８－７２銭）で取引されている。
提供：モーニングスター社
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