米国株式市場:新型コロナ感染者数の増加でリスク回避姿勢が強まり、NYダウ・ナスダック大幅続落
2020/4/2 7:46
4月1日の米国株式は、大幅続落した。NYダウが前日比973.65ドル安の2万943.51ドル、ナスダック総合指数が同339.516ポイント安の7360.582ポイントで取引を終了。出来高概算は、ニューヨーク市場が12億9952万株、ナスダック市場が35億7413万株だった。
米ジョンズ・ホプキンス大学の調査で、米国の新型コロナウイルスの感染者数が20万人を突破。感染者の増加傾向が続くなか、経済への影響を警戒する動きが強まり、リスク回避姿勢が強まった。3月ADP雇用統計では、非農業部門の雇用者数が季節調整済みで2万7000人減となり、市場予想平均の15万人減よりも良好だったが、反応は限られた。NYダウ採用銘柄では、ボーイングやアメリカン・エキスプレス、ダウ(旧ダウ・デュポン)などが値下がり率の上位に入っている。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、1日の大阪取引所終値比235円安の1万7585円だった。
提供:モーニングスター社
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