2日の東京株式市場見通し=下値模索の展開となりそう

国内市況

株式

2020/4/2 7:47

 予想レンジ:1万7300円-1万7800円(1日終値1万8065円41銭)

 2日の東京株式は、下値模索の展開となりそう。きのう1日の軟地合いや、現地1日の欧米株式が下落した動きを受け、売り先行のスタートとなろう。国内でも新型コロナウイルスの感染者数の拡大が続くなか「東京の都市封鎖(ロックダウン)を警戒」(中堅証券)し、買い注文が控えられることも想定され、下げ幅を拡大する場面もありそう。為替相場は、ドル・円が1ドル=107円台の前半(1日終値は107円64-67銭)、ユーロ・円が1ユーロ=117円台の前半(同117円98銭-118円02銭)と円高方向に振れていることも重しとなりそう。1日のADR(米国預託証券)は円換算値で、パナソニック<6752.T>、TDK<6762.T>、ファナック<6954.T>などが、1日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、1日大阪取引所終値比235円安の1万7585円だった。(高橋克己)

2日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:50 3月マネタリーベース、週間の対外対内証券売買契約

・10年国債入札

【海外】(時間は日本時間)

・21:30 米2月貿易収支、週間の新規失業保険申請件数

・23:00 米2月製造業受注

・台湾市場休場(3日まで)

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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