米国株式市場:NY原油先物高を受け、NYダウ・ナスダック大幅反発

株式

2020/4/3 7:46

 2日の米国株式は、大幅反発した。NYダウが前日比469.93ドル高の2万1413.44ドル、ナスダック総合指数が同126.729ポイント高の7487.311ポイントで取引を終了。出来高概算は、ニューヨーク市場が13億4468万株、ナスダック市場が34億3201万株だった。

 トランプ米大統領はツイッターに、サウジアラビアのムハンマド皇太子との電話会談で、サウジアラビアとロシアによる原油の減産規模が1000万バレルに達するかもしれないと投稿。減産による需給の引き締まりが期待され、NY原油先物WTI価格が急騰。NYダウ採用銘柄のシェブロンやエクソン・モービルが大幅高となり、同指数を押し上げた。新型コロナウイルスの流行で、影響が懸念されていた週間の新規失業保険申請件数は664万8000件となり、市場予想平均の376万3000件を大きく上回った。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、2日の大阪取引所終値比220円高の1万8080円だった。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ