<米国株情報>アップル、天気予報アプリ「ダークスカイ」を買収

株式

2020/4/3 10:29

 アップル<AAPL>が天気予報アプリ「ダークスカイ」を買収したことが分かった。ダークスカイが3月31日に明らかにした。買収額など金銭的な条件は明らかにされていない。

 ダークスカイはAIを用いてアメリカ海洋大気庁(NOAA)から得たレーダー情報を分析し、分単位で居住地域の天気情報を提供するアプリ。買い物や通勤の際に重宝されており、1日800万件の天気予報が提供されている。アルファベット<GOOGL>傘下のグーグルが提供する「アンドロイド」搭載のスマートフォンなどにも提供され、アンドロイド用アプリとして100万回ダウンロードされているが、これらでの利用は7月1日までで、以降はアップルの独占サービスとなる。

 また、他社のアプリがダークスカイの天気予報データを利用するためのAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェイス)へのアクセスも21年末に打ち切られる。このため、今後、米独占禁止法当局が不正競争の観点から買収について調査を開始する可能性が出てきた。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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