インソースが続急落、第2四半期の業績予想を下方修正、先行き警戒感も

株式

2020/4/3 10:51

 インソース<6200.T>が続急落し、一時436円安の1587円を付けた。2日引け後に20年9月期第2四半期(19年10月-20年3月)の連結業績予想を下方修正し、先行き警戒感も高まった。

 第2四半期業績予想は、売上高が30億7000万円から29億1000万円(前年同期比13.9%増)、営業利益が6億2000万円から6億500万円(同6.7%増)に引き下げられた。2月までは業績好調ながら、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う研修の延期・中止等による影響で、研修事業(講師派遣型研修事業、公開講座事業)の減少を見込んだ。

 通期業績予想につていは、1月27日の公表数値を据え置いたが、現状、4月の新入社員研修においては、対面型研修(講師派遣型研修および公開講座)の延期・中止等が発生する一方で、オンライン研修(講師派遣型研修および公開講座)の申込みが増加している。これらの状況を考慮し、最近の動向を踏まえた通期業績予想を5月中旬に開示する予定だが、型コロナウイルス感染症拡大により合理的な判断ができない場合には、開示が遅れる可能性があるとしている。

提供:モーニングスター社

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