VEGAがストップ高カイ気配、20年3月期は一転黒字化見通し、自社サイト旗艦店の3月受注額は過去最高

株式

2020/4/10 10:34

 ベガコーポレーション<3542.T>が80円ストップ高の525カイ気配となっている。9日引け後に20年3月期の単体損益予想を上方修正し、一転して黒字化見通しとなり、好感されている。

 20年3月期の単体業績予想は、売上高が137億円から135億円(前期比1.3%増)に目減りすが、営業損益は1億7000万円の赤字から1億1000万円の黒字(前期は2億9600万円の赤字)に浮上する。損益面では、販売価格および商品構成の見直しにより、原価率が改善した。また、前期(19年3月期)からの物流クライシスに対応するために実施した保管効率の見直し、在庫量の適正化などの取り組みが順調に進ちょくし、配送費の上昇を抑制できたことも採算改善につながった。

 同時に、家具・インテリアの自社ECサイトLOWYA(ロウヤ)旗艦店の3月受注金額が7億円を突破(前年同期比93.9%増)し、過去最高額となったことも株価にプラス作用した。

提供:モーニングスター社

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