日経平均は310円安、2万円割れ、欧米株安を受け売り先行=1日前場

 5月1日前場午前9時25分時点の日経平均株価は前日比310円78銭安の1万9882円91銭。朝方は、4月30日の欧米株式が下落した流れを受け、売りが先行した。前日に大幅反発(422円50銭高)した反動や、時間外取引での米株価指数先物安も重しとなり、下げ幅を広げ、1万9900円割れ水準で軟調に推移している。

 業種別では、商船三井<9104.T>、川崎汽<9107.T>、郵船<9101.T>などの海運株や、日本製鉄<5401.T>、JFE<5411.T>などの鉄鋼株が下落。東京海上<8766.T>、SOMPOH<8630.T>などの保険株や、大和証G<8601.T>、野村<8604.T>などの証券商品先物株も軟調。住友電工<5802.T>、フジクラ<5803.T>などの非鉄金属株や、ブリヂス<5108.T>、TOYO<5105.T>などのゴム製品株も安い。

 半面、JXTG<5020.T>などの石油石炭製品株が堅調。明治HD<2269.T>、カゴメ<2811.T>などの食料品株や、NTTドコモ<9437.T>、KDDI<9433.T>などの情報通信株も高い。

 個別では、M&Aキャピタル<6080.T>がウリ気配となり、TAC<4319.T>、PLANT<7646.T>、T&Gニーズ<4331.T>、Wスコープ<6619.T>などの下げが目立つ。半面、だいこう<8692.T>(監理)がカイ気配となり、日ガス<8174.T>、フューチャー<4722.T>、クロップス<9428.T>などの上げが目立つ。

提供:モーニングスター社

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