ナブテスコが急騰、20年12月期第1四半期決算は大幅な営業増益に

株式

2020/5/1 10:46

 ナブテスコ<6268.T>が急騰し、一時175円高の3285円を付けている。4月30日引け後、20年12月期第1四半期(1-3月)の連結決算(IFRS)を発表。大幅な営業増益で着地し、好感された。

 第1四半期決算は、売上高が686億1600万円(前年同期比2.4%減)、営業利益は81億8400万円(同33.0%増)だった。国内需要を中心に堅調に推移した一方、中国で油圧機器や鉄道車両用機器が、新型コロナウイルスの影響で一時的な需要の停滞や生産の遅れが発生した。

 第2四半期(1-6月)業績予想は、売上高1480億円(前年同期比4.0%増)、営業利益140億円(同16.6%増)を据え置き。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大のなか、現時点ではグループの業績への影響が不透明であることから、適正かつ合理的な業績予想の算出が困難のため、据え置きとした。第1四半期決算の第2四半期業績予想に対する進ちょく率は、売上高で46.4%、営業利益で58.5%となっている。

 午前10時45分時点の株価は、前日比120円高の3230円。

提供:モーニングスター社

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