サマンサJPがストップ高、コナカ子会社との合併を材料視

株式

2020/5/7 16:48

 サマンサタバサジャパンリミテッド<7829.T>が50円ストップ高の189円に噴き上げた。5月1日引け後、コナカ<7494.T>は、連結子会社であるフィットハウス(岐阜県可児市)と、持分法適用関連会社であるサマンサJPを合併すると発表し、材料視された。合併によりフィットハウスは消滅し、サマンサJPが存続会社となる。

 コナカグループにおけるファッション事業の競争力強化とともに経営資源の最適化・効率化を図ることを目的として、合併する。合併予定日は7月1日。フィットハウス株式1株に対して、サマンサJP株式1.4株を割り当てる。

 なお、同日に発表されたサマンサJPの20年2月期の連結決算は、売上高が235億5000万円(前期比15.1%減)、営業損益が11億8400万円の赤字(前期は6億6400万円の黒字)だった。21年2月期業績予想については、合併の影響が、現時点では合理的な算出ができない状況のため未定とした。

提供:モーニングスター社

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