今晩のNY株の読み筋=新型コロナ関連報道や要人発言に注目

株式

2020/5/12 17:10

 12日の米国株式市場は、引き続き新型コロナウイルス感染症関連のニュースフローが市場の関心を集めそうだ。発生源をめぐる米中の対立激化懸念のほか、米国でも新型コロナ感染者の報告もれがあったと伝わっており、神経質な展開が予想される。

 要人の発言機会も多い。クオールズFRB(米連邦準備制度理事会)副議長の議会証言があるほか、ブラード米セントルイス連銀総裁、カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁、ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁、メスター米クリーブランド連銀総裁も講演する。いずれも今年のFOMC(米連邦公開市場委員会)の投票権を持っているため6月のFOMCへの思惑が広がる可能性もあり、発言内容には注目しておきたい。

<主な米経済指標・イベント>

米4月CPI(消費者物価指数)、米4月財政収支、クオールズFRB(米連邦準備制度理事会)副議長が議会証言

(日付は現地時間)

◎投資関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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