住友理工が急伸、20年3月期決算は大幅な増益に

株式

2020/5/12 16:38

 住友理工<5191.T>が急伸し、37円高の615円を付けた。12日正午、20年3月期の連結決算(IFRS)を発表。大幅な営業増益となり、好感された。

 20年3月期決算は、売上高が4451憶4800万円(前期比5.2%減)、営業利益が88億9800万円(同7.7倍)だった。売上高は、各地域での売上減少に加え、新型コロナウイルスの影響や円高進行による為替換算のマイナス影響を受けた。利益面では、売上減少の影響はあったものの、原価低減・収益改善策などが寄与し、増益を確保した。

 21年3月期業績予想は、新型コロナウイルス感染拡大が世界各地で広がるなか、現時点では、合理的な算定が困難のため、非公表としている。

 12日の終値は、前日比17円高の595円。

提供:モーニングスター社

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