13日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、上値重い展開か

為替

2020/5/13 8:31

ドル・円予想レンジ:1ドル=106円50銭-107円80銭

 13日の東京外国為替市場で、ドル・円は上値の重い展開とみる。複数の国で新型コロナウイルス感染症の再拡大が警戒されており、リスク回避の動きが優勢となりそう。米国株安を受けて日経平均株価も軟調推移が見込まれるが、下げが大きいとドル・円の下値を切り下げる場面もありそうだ。一方、FRB(米連邦準備制度理事会)によるマイナス金利導入の思惑が再浮上しており、今晩のパウエルFRB議長の講演を前に様子見ムードが広がる可能性も高い。

<主な経済指標・イベント>

国内:3月国際収支、4月景気ウオッチャー調査

北米:米4月PPI(生産者物価指数)、パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長が講演

欧州:英1-3月期GDP(国内総生産)、英3月鉱工業生産、ユーロ圏3月鉱工業生産

その他:NZ準備銀行が政策金利を発表、ブラジル3月小売売上高

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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