日清紡HDが下げ転換、第1四半期決算発表をきっかけとした売りが優勢に

株式

2020/5/14 16:29

 日清紡ホールディングス<3105.T>が下げ転換し、56円安の700円を付けた。14日午前11時30分、20年12月期第1四半期(1-3月)の連結決算を発表。決算発表をきっかけとした売りが優勢となったようだ。

 第1四半期決算は、売上高が1432億9200万円(前年同期比1.3%増)、営業利益が111億300万円(同2.4倍)だった。売上高は、ブレーキ事業、精密機器事業および繊維事業等が減収となったものの、無線・通信事業の官公需が底堅く推移した。利益面では、無線・通信事業の増益に加え、不動産事業の売上増などが寄与した。

 20年12月期の業績予想は、売上高5400億円(前期比6.0%増)、営業利益140億円(同2.2倍)を据え置いている。

 14日終値は、前日比56円安の700円。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ