第一三共、「トラスツズマブデルクステカン」が画期的治療薬の指定を受ける

株式

2020/5/20 7:35

 第一三共<4568.T>は18日、同社と英アストラゼネカが開発する、「トラスツズマブ デルクステカン」が、FDA(米食品医薬品局)からHER2遺伝子変異を有する転移性非小細胞肺がん治療を対象として「画期的治療薬(Breakthrough Therapy)」指定を受けたと発表した。

 今回の「画期的治療薬」指定は、同剤の非小細胞肺がん患者を対象としたグローバル第2相臨床試験における、HER2遺伝子変異を有する転移性非小細胞肺がん患者の中間解析結果および第2相臨床試験の主解析結果に基づくものという。

 「画期的治療薬」指定とは、重篤な疾患を対象に、既存の治療薬よりも高い治療効果を示す可能性のある薬剤の開発と審査を促進し、患者により早く新薬を届けるために定められた制度。

 19日の終値は、前日比28円高の8519円。

提供:モーニングスター社

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