eMAXIS Slimバランス」残高500億円突破、“受益者還元型”信託報酬適用

投信

2020/5/27 14:43

 三菱UFJ国際投信が運用するバランス型ファンド「eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)」の純資産残高が26日、502億円となり、17年5月の設定から約3年で500億円の大台を突破した。残高は主要なインデックスファンドシリーズのバランス型ファンドでトップとなる。

 業界最安水準のコストを目指す「eMAXIS Slim」シリーズの一つ。同シリーズは純資産残高の増加に応じて適用される信託報酬率が低くなる“受益者還元型”を採用している。500億円未満の部分は0.154%(税込)とすでにバランス型ファンドの中で最安だが、500億円以上1000億円未満の部分は0.1485%とさらに安くなる。

 国内外の株式・債券・REIT8資産に均等投資するシンプルな資産構成で、低コストで幅広い資産に分散できる点が投資家に支持されている。設定来で37カ月連続純資金流入(5月は26日時点、モーニングスター推計値)と、安定的に資金を集めている。リターンもモーニングスターカテゴリー「バランス型」の平均を継続的に上回っており良好だ。

 なお、同シリーズでは「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」、「eMAXIS Slim先進国株式インデックス」の残高が26日時点でそれぞれ983億円、954億円となり、さらに低い信託報酬率が適用される基準の1000億円が目前となっている。

提供:モーニングスター社

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